2013年5月23日木曜日

テルマエ・ロマエ (2012)

阿部寛・上戸彩


あらすじ: 現代日本で見たものをモデルにローマで新たな浴場を建造して名声を高めたルシウスは、ついには皇帝ハドリアヌスお抱えの浴場設計技師となり、側近の アントニヌスの知遇も得る。やがて、ハドリアヌスは、後継者と考えるケイオニウスのために新たな浴場建設をルシウスに命じる。しかし、どうしてもケイオニ ウスを信頼できないルシウスは、厳罰を覚悟でこれを拒否する決意を固める。ハドリアヌスは、それまでの業績を考慮してルシウスの処罰は免除するが、二度と 眼前に現れるなと申し渡す。
失意のルシウスは再び日本にタイムスリップし、今度は真実の実家である古い温泉宿に現れる。そこには、漫画家への道を諦め、実家の温泉宿の跡継ぎと なる決意を固めかけていた真実がいた。真実はルシウスと再会する日に備えてラテン語と古代ローマ史を猛勉強し、彼と完璧に会話ができるまでになっていた。
帰還するルシウスに巻き込まれて真実も古代ローマにタイムスリップしてしまうが、史実と異なるアントニヌスの左遷が実現しかかっていた。これを阻止しないと、歴史が変わってしまい、ハドリアヌスの神格化も実現しないことに気づく。これを聞かされたルシウスは、治癒効果のある温泉場を戦場に建設し、その手柄をアントニヌスに譲ることにする。真実の後にやはり古代ローマにタイムスリップしてしまった真実の父とその温泉仲間たちの支援も得て、ルシウスはオンドル小屋の立ち並ぶ湯治場を作り上げて勝戦に貢献する。これによってアントニヌスの左遷は取り消され、ルシウスも名誉を回復する。やがて、ルシウスと別れて真実たちは現代日本に戻ることになる。

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